Programming with MATLAB

株式subsasgnメソッド

subsasgnメソッドは、数字のインデックス機能や構造体フィールド名インデックス機能を使って株式オブジェクトに含まれるデータを変更することができます。MATLABは、代入ステートメント(A(i) = val, A{i} = val,または、A.fieldname = val)を実行するときに、subsasgn を呼びます。

function s = subsasgn(s,index,val)
% SUBSASGN 株式オブジェクト用にインデックス代入を定義
fc = fieldcount(s.asset);
switch index.type
case '()'
    if (index.subs{:} <= fc)
        s.asset = subsasgn(s.asset,index,val);
    else
        switch index.subs{:}-fc
        case 1
            s.num_shares = val;
        case 2
            s.share_price = val;
        otherwise
        error(['Index must be in the range 1 to ',num2str(fc + 2)])
        end
    end
case '.'
    switch index.subs
    case 'num_shares'
        s.num_shares = val;
    case 'share_price'
        s.share_price = val;
    otherwise
        s.asset = subsasgn(s.asset,index,val);
    end
end

外側のswitchステートメントは、インデックスが数字かフィールド名かを決定します。

fieldcount資産メソッドは、資産構造体の中にいくつのフィールドが存在しているかを決めます。そして、ifステートメントは、1からfieldcountまでのインデックスに対して資産subsasgnメソッドを呼びます。これらのメソッドの詳細に対する詳細は、資産fieldcountメソッドと資産subsasgnメソッドを参照してください。

fieldcount で戻される数字よりも大きい数値インデックスは、内側のswitchステートメントにより取り扱われ、インデックス値を株式構造体の中の適切なフィールドに射影します。

フィールド名のインデックスは、num_sharesやshare_priceとは異なるフィールドが資産フィールドであると仮定します。これにより、子メソッドにより資産フィールドの知識が必要なくなります。資産subsasgnメソッドは、フィールド名のエラーチェックも行います。

subsasgnメソッドは、二つの手法を使って株式オブジェクトデータ構造体に値を代入することができます。たとえば、つぎの株式オブジェクトを仮定します。

s = stock('XYZ',100,25)

つぎのステートメントのどちらかを使って、descriptor フィールドを変更できます。

s(1) = 'ABC';

または、

s.descriptor = 'ABC';

MATLABでの代入ステートメントに関する一般的な情報については、subsasgnを参照してください。

株式subsrefメソッド

株式displayメソッド