Programming with MATLAB    

オブジェクトに対して、endインデックスの定義

オブジェクトのインデックス表現の中でendを使用する場合、MATLABは、オブジェクトのendクラスメソッドを呼びます。ユーザのクラスのオブジェクトを含むインデックスを使った表現の中でendを使いたい場合、ユーザのクラスに対するendメソッドを定義しなければなりません。

endメソッドは、つぎのような構文で使います。

ここで、aはユーザのオブジェクト、kend 構文が使われる表現式の中のインデックス、nは表現式の中のインデックスの総数です。

たとえば、つぎの表現を考えましょう。

MATLABは、つぎの引数

を使って、オブジェクトAに対して定義されたend メソッドを呼びます。ここで、endステートメントは、最初のインデックス要素内で生じ、その位置を他の2つのインデックス要素で示します。endに対するクラスメソッドは、最初の次元の最後の要素に対するインデックスを戻します。ユーザのクラスに対してendメソッドを実行する場合、オブジェクトに対して適切な値を戻すことを保証する必要が あります。


  メソッド内でのオブジェクトのインデックス付け あるオブジェクトを他のオブジェクトを使ってインデックス化