Programming and Data Types    

構造体配列を使った関数sizeの使用

構造体配列、または、任意の構造体フィールドのサイズを得るために、関数sizeを使ってください。引数として構造体配列名を与えると、sizeは配列の次元のベクトルを出力します。array(n).fieldの形式で引数を与えると、size関数は、フィールドの内容のサイズを含むベクトルを出力します。

たとえば、1行3列の構造体配列patientに対して、size(patient)はベクトル[1 3]を出力します。ステートメントsize(patient(1,2).name) は、patientの要素(1,2)に対するname文字列の長さを出力します。

構造体にフィールドを追加する

単一の構造体にフィールドを加えることにより、ある配列内のすべての構造体にフィールドを追加することができます。たとえば、patient配列に社会保険番号フィールドを追加するためには、つぎのような代入を使います。

patient(2).ssn は、代入された値をもちます。配列内の他のすべての構造体は、ssnフィールドをもちますが、値を明示的に代入しなければ、これらのフィールドは空行列を含みます。

構造体からフィールドを削除する

関数 rmfield を使って構造体配列内の各構造体から引数で与えたフィールドを削除できます。もっとも基本的な型は

で、arrayは構造体配列で、'field' は、そこから削除するフィールド名です。たとえば、patient配列からnameフィールドを削除するためには、つぎのように入力します。


  構造体配列内のデータのアクセス 関数と演算子の適用