Programming and Data Types

for

forループは、前もって設定した回数だけ一つのステートメント、または、一つのグループ化されたステートメントを実行します。つぎの書式を使います。

for index = start:increment:end
    statements
end

デフォルトのincrementは1です。ユーザは任意の数字を設定することができ、負の値を設定することもできます。正のインデックスの場合、インデックスの値がend 値を超えると停止し、負の場合、end値よりも小さくなると停止します。

例えば、つぎの例題は、5回繰り返します。

for i = 2:6
    x(i) = 2*x(i-1);
end

forループに対して入れ子構造を作成することができます。

for i = 1:m
    for j = 1:n
        A(i,j) = 1/(i + j - 1);
    end
end

注意    forとwhileループをベクトル化コードで置き換えることによりMATLABの実行速度を高めることができます。詳細は、ループのベクトル化を参照してください。

インデックスとして配列を使用

forループのインデックスとして配列を使うことができます。たとえば、m行n列配列Aを考えましょう。ステートメント

for i = A
    statements
end

は、iをベクトルA(:,k)と設定します。最初のループの繰り返しに対して、k は、1に等しく、2番目のk は2に、と言うようにkがnに等しくなるまで繰り返します。ループは、Aの中の列の数に等しい回数だけ繰り返します。各々の繰り返しに対して、iは、Aの列の一つを含むベクトルです。

while

continue