外部インタフェース/API    

シリアルポートオブジェクトの作成

シリアルポートオブジェクトは、関数serialを使って作成します。serialは、入力引数としてデバイスに接続されているシリアルポート名が必要です。さらに、オブジェクト生成中にプロパティ値を設定することができます。たとえば、シリアルポートCOM!に対応するシリアルポートオブジェクトを作成するには、以下のようにします。

シリアルポートオブジェクトは、MATLABワークスペースに存在します。whosコマンドを使ってsのクラスを表示することができます。

シリアルポートオブジェクトが作成されると、下記のプロパティに自動的に値を割り当てます。これらの汎用プロパティは、オブジェクトタイプとシリアルポートに基づいてシリアルポートオブジェクトに関する情報を提供します。

表 8-3: 汎用プロパティ 
プロパティ名
説明
Name
シリアルポートオブジェクト名を指定します。
Port
プラットフォーム固有のシリアルポート名を示します。
Type
オブジェクトタイプを示します。

関数getを使ってsに対するこれらのプロパティの値を表示することができます。


 プロパティの設定と出力 オブジェクト作成中にプロパティを設定