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オブジェクトのクラスの決定
Javaオブジェクトのクラスを決定するには、MATLAB関数classのクエリー形式を使います。つぎの例題の実行の後で、frameClassには、Javaオブジェクトframeをインスタンスするパッケージとクラス名が含まれます。
frameClass = class(frame)
frameClass =
java.awt.Frame
この形式のclassはMATLABオブジェクトに対しても機能するため、それ自身ではJavaクラスであるかどうかを判断できません。クラスのタイプを決定するには、つぎの形式のisjava関数を使います。
x = isjava(obj)
objがJavaならばisjavaは1を出力し、そうでない場合は0を出力します。
isjava(frame)
ans =
1
オブジェクトが指定したクラスのインスタンスであるかどうかを求めるためには、つぎの形式のisa関数を使います。
x = isa(obj, 'class_name')
objが'class_name' という名前のクラスのインスタンスである場合はisaは1を出力し、そうでない場合は0を出力します。'class_name' は、Javaクラスと同様に、MATLABの組み込みのクラスあるいはユーザ定義クラスでもかまいません。
isa(frame, 'java.awt.Frame')
ans =
1
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