外部インタフェース/API    

接頭語mxとmexの区別

接頭語mxをもつAPIのルーチンを使って、mxArrayの作成、アクセス、操作、破棄が可能です。接頭語mexをもつルーチンは、MATLAB環境で実行する操作を行います。

mxルーチン

配列のアクセスと作成のライブラリは、MATLAB配列の操作用の配列アクセスおよび作成ルーチンを提供します。これらのサブルーチンは、オンラインのAPIリファレンスガイドに詳しく説明されており、常に接頭語mxで始まります。たとえば、mxGetPiは、配列内部で虚数データのポインタを取得します。

配列アクセスおよび作成ライブラリ内のほとんどのルーチンは、MATLAB配列を操作しますが、IEEEルーチンとメモリ管理ルーチンの2つの例外があります。たとえば、mxGetNaNmxArrayではなくdoubleを出力します。

mexルーチン

接頭語mexで始まるルーチンは、MATLAB環境で実行する操作を行います。たとえば、mexEvalStringルーチンは、MATLABワークスペース内の文字列を評価します。


 MEX-ファイルの使用法 MATLABデータ