外部インタフェース/API    

Windowsでのデフォルトオプションファイル

デフォルトのMEXオプションファイルは、mex -setupを実行してシステムを設定した後で、ユーザのプロファイルディレクトリに置かれます。mexスクリプトは、つぎの順番でmexopts.batと呼ばれるオプションファイルをサーチします。

mexは、最初に見つかったオプションファイルを使います。オプションファイルが見つからない場合は、mexはマシン上のサポートされているC コンパイラをサーチし、そのコンパイラを利用するように自動的に設定します。また、設定処理中に、コンパイラのデフォルトオプションファイルをユーザプロファイルディレクトリにコピーします。複数のコンパイラが見つかった場合は、1つを選択するように表示されます。

MATLABがサポートするコンパイラのデフォルトの設定に関する固有の情報は、オプションファイルmexopts.batを調べるか、verboseモード(-v)でmexスクリプトを呼び込むことができます。Verboseモードは、各コンパイラに対するビルドプロセスで用いられる正確なコンパイラオプション、プレリンクコマンド(適切である場合)、リンカオプションを表示します。「Windowsでの作成のカスタマイズ」には高レベルのビルドプロセスの概要が説明されています。

ユーザプロファイルディレクトリ

Windowsのユーザのプロファイルディレクトリは、デスクトップの外観、最近使ったファイル、スタートメニューアイテムのような、ユーザ固有の情報を含むディレクトリです。mexおよびmbuildユーティリティは、オプションファイルmexopts.batcompopts.batを格納しています。これらのファイルは、Application Data\MathWorks\MATLABというユーザプロファイルディレクトリのサブディレクトリに-setupプロセス中に作成されます。ユーザプロファイルが利用可能なWindows NTおよびWindows 95/98では、ユーザプロファイルディレクトリは、%windir%\Profiles\usernameです。ユーザプロファイルが利用不可能なWindows 95/98では、ユーザプロファイルディレクトリ%windir%.です。Windows 95/98では、Passwordコントロールパネルを使うことによって、ユーザプロファイルが利用可能かどうかを決定することができます。


 UNIXでのデフォルトオプションファイル UNIXでの作成のカスタマイズ