外部インタフェース/API    
actxcontrol

figureウィンドウでActiveXコントロールを作成します。

表示

引数
progid
   作成するコントロール名を示す文字列。コントロールのベンダがこの文字列を提供します。

position
   コントロールのxおよびyの位置とxsizeysizeを含む位置ベクトル、ピクセル単位で[x y xsize ysize]と表わされます。デフォルトは、[20 20 60 60]です。

handle
   コントロールが作成されるfigureウィンドウのHandle Graphicsハンドル。コントロールが非可視である場合は、非可視のfigureウィンドウのハンドルを使います。デフォルトはgcfです。

callback
   可変数の引数を受け取るM-ファンクション名。この関数は、コントロールがイベントをトリガするときにコールされます。引数は、MATLAB文字列に変換されます。第一引数は、常にトリガされたイベントの数値を表わす文字列です。これらの数値は、コントロールによって定義されます(コントロールイベントのハンドリングの詳細は、「イベントハンドラを書く」"を参照してください)。

event
   数値または名前で指定されたトリガされたイベント。

eventhandler
   可変数の引数を受け取るM-ファンクション名。この関数は、コントロールが関連するイベントをトリガするときにコールされます。第一引数はactivexオブジェクト、第二引数はトリガされたイベントの数値を表わします。第二引数は、"コールバック"M-ファイルスタイルのように文字列には変換されません。これらの値は、コントロールによって定義されます。コントロールイベントのハンドリングに関する詳細は、「イベントハンドラを書く」を参照してください。

出力

コントロールまたはサーバに対するデフォルトのインタフェースを表わすMATLAB activexオブジェクト。このオブジェクトについてget, set, invoke, propedit, release, deleteメソッドを使います。このコールが失敗した場合は、MATLABエラーが生成されます。

詳細

figureウィンドウの特定の位置にActiveXコントロールを作成します。親のfigureウィンドウが非可視である場合は、コントロールは非可視になります。出力されるMATLAB activexオブジェクトは、コントロールに対するデフォルトインタフェースを表わします。このインタフェースが必要でないときには、インタフェースが利用するメモリとリソースを開放するために、releaseをコールして開放しなければなりません。インタフェースの開放は、コントロール自身は削除しません(deleteコマンドを使ってコントロールを削除してください)。

コールバックのイベントハンドラの例は、toolbox\matlab\winfunsampev.mを参照してください。

例題

コールバックスタイル:

セル配列スタイル

ここで、イベントハンドラmyclick.m, my2click.m, mymoused.mは、

セル配列の組を使って、モニターしたいすべてのイベントに対して同じイベントハンドラを使うことができます。応答時間は、コールバックスタイルを使うよりも良くなります。

たとえば、

allevents.mは、


 ActiveXクライアントリファレンス actxserver