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MATLABの起動ディレクトリ
MATLABの最初のカレントディレクトリは、プラットフォームとインストール操作によって決定されます。異なるディレクトリで、MATLABを起動させることも可能です。
Windowsプラットフォームでの起動ディレクトリ
Windows プラットフォームでは、MATLABをインストールした場合、デフォルトの起動ディレクトリとして、$matlabroot\work
を設定します。ここで、$matlabroot
は、MATLABファイルがインストールされたディレクトリです。
UNIXプラットフォームでの起動ディレクトリ
UNIXプラットフォームでは、初期のカレントディレクトリは、MATLABを呼び出したときにUNIXファイルシステム上でユーザが配置していたディレクトリに設定されます。
起動ディレクトリの変更
デフォルトのディレクトリとは、異なる様々なディレクトリからMATLABを起動させることができます。ユーザが、指定したディレクトリをMATLAB起動時の作業ディレクトリにするには、つぎの操作を行ってください。
startup.m
ファイルの作成 - MATLABスタートアップファイル(startup.m
)の使用
startup.m
ファイル内に新しいディレクトリに変更するための関数cd
を設定します。
startup.m
ファイルをカレントスタートアップディレクトリに格納します。
Windows プラットフォームのみ有効 Windows プラットフォームでは、つぎの操作で起動ディレクトリを変更することもできます。
matlab.exe
のプロパティ(Properties) ダイアログボックスが、ショートカット(Shortcut) ページに開きます。
つぎに、ショートカットアイコンを使って、MATLABを起動すると、ステップ2で指定したディレクトリがカレントディレクトリに設定されます。
MATLABを起動するために、複数のショートカットを作成し、そのそれぞれの起動ディレクトリが異なり、各ディレクトリに異なるスタートアップオプションを設定する、というような操作も行うことができます。
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