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Evaluate Cell コマンド

Evaluate Cell コマンドは、カレントの入力セル、または、セルグループをMATLABに送り、計算を実行します。入力セルは、MATLABコマンドを含みます。セルグループは、1つ以上のMATLABコマンドを含む、単一または複数の入力セルです。ノートブックは、出力またはエラーメッセージを出力セルに表示します。

コマンドの機能

関連付けられた出力セルがない入力セルの計算を実行すると、ノートブックは新しい出力セルを、そのセルを生成した入力セルの直後に挿入します。既に関連付けられた出力セルが存在する入力セルの計算を実行した場合、ノートブックは、その出力セルがM-ブックのどこにあるかにかかわらず、既存の出力セルに表示される出力結果を置き換えます。セルグループの計算を実行すると、グループを構成するセルの出力全てが単一の出力セルに表示されます。

ある入力セル、または、セルグループがカレントの入力セル、または、セルグループとなるのは、つぎの場合です。

• カーソルが、対象入力セル、または、セルグループ内に置かれている
• カーソルが、対象入力セル、または、セルグループを括っている最後のセルマーカーを含むラインの末尾にある。
• カーソルが、対象入力セル、または、セルグループに関連付けられた出力セル内部にある。
• 対象入力セル、または、セルグループが選択されている。

注意   長い演算を含むセルの計算を実行すると、タイムアウトを引き起こす可能性があります。タイムアウトが起きると、ワードはタイムアウトメッセージを表示し、出力されるまでまつか、それとも実行を中止するのかという二者択一を迫ります。ここで、実行を続けることを選択すると、ワードはタイムアウト値をリセットし、出力が返されるまで待ち続けます。ワードは、タイムアウトを設定していますが、ユーザがこれを変更することはできません。

参照

詳細については、MATLABコマンドの実行を参照してください。M-ブック全体の計算を実行する方法に関する詳細については、M-ブック全体の計算の実行を参照してください。

Evaluate Calc Zone コマンド

Evaluate Loop コマンド