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グラフィック出力の制御
この節は、M-ブックの中のMATLABコマンドによって生成されたグラフィック出力をいろいろな側面から制御するためのノウハウを解説します。ここで、説明される内容はつぎのものです。
M-ブックにグラフィック出力を埋め込む
デフォルトでは、グラフィック出力は、M-ブックに埋め込まれます。グラフィック出力を別個のフィギュアウィンドウに表示するには、つぎの操作を行ってください。
Notebook
メニューをクリックして、Notebook Optionsを選択します。
ノートブックは、フィギュアオブジェクトのVisible
プロパティの値をチェックして、M-ブックにフィギュアを埋め込むかどうかを決定します。このプロパティの値が、off
になっていれば、Notebookはフィギュアを埋め込みます。プロパティの値が、on
になっていれば、全てのグラフィック出力をカレントフィギュアウィンドウに表示します。
個々の入力セルに対するグラフィック出力を省略する
入力セル、または、自動実行型セルが、生成するフィギュア出力を省略したい場合には、
ノートブックは、セルからのグラフィック出力を、入力セルの後に文字列(図なし)を挿入することによって省略します。
セルに対するグラフィック出力を可能にするには、同じ手続きを繰り返します。ノートブックは、セルからのグラフィック出力を可能にし、(図なし) マーカを削除します。
注意 Toggle Graph Output for Cell コマンドは、Embed Figures in M-book オプションが設定されているかどうかに関わらず、Embed Figures in M-book に優先して有効となります。 |
グラフィック出力のサイズを調整する
M-ブックに埋め込まれたグラフィクスのデフォルトサイズを設定するには、つぎの操作を行います。
Notebook
メニューをクリックして、Notebook Optionsを選択します。
注意 Notebook Optionダイアログボックスを使って行った変更は、OKボタンを押した後に生成された出力に対して有効となります。既存の入力セル、または、出力セルに影響を及ぼすには、セルの再実行を行う必要があります。 |
既に埋め込まれたフィギュアのサイズを変更するには、フィギュアを選択して、フィギュア上の任意の場所で左マウスボタンをクリックし、フィギュアのリサイズハンドルをドラッグします。フィギュアのハンドルを使って埋め込まれたフィギュアのサイズを変更すると、フィギュアが再び生成され、サイズが元のサイズに逆戻りしてしまいます。
グラフィック出力を切り取る
表示したくない部分を削除するために、埋め込まれたフィギュアを切り取るには、つぎの操作を行います。
グラフィック出力の周りに白のスペースを付加する
グラフィックの外側境界を動かすことによって、白のスペースをグラフィックのまわりに付加することができます。グラフィックを選択し、Shift キーを押して、サイズ調整ハンドルをグラフィックから離れたところにドラッグしてください。
カラーモードの指定
面、または、パッチを含むグラフィック出力を印刷する場合、デフォルトでは、出力は16色モードを使用します。256色モードを使用するには、つぎの操作をしてください。
Notebook
メニューをクリックして、Notebook Optionsを選択します。
注意 Notebook Optionダイアログボックスを使って行った変更は、OKボタンを押した後に生成された出力に対して有効となります。既存の入力セル、または、出力セルに影響を及ぼすには、セルの再実行を行う必要があります。 |
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