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コマンドラインの編集

ユーザのキーボード上の種々の矢印やコントロールキーを使って、以前にタイプインしたコマンドを再表示したり、編集したり、再使用したりできます。たとえば、入力ミスをしたとしましょう。

ここで、sqrt をタイプミスしています。MATLABは、つぎのように表示します。

ライン全体をタイプし直す代りに、 キーを使ってください。タイプミスをした入力ラインが再表示されます。 キーを使ってカーソルを移動し、入力し忘れたr を入力してください。 キーを連続的に使って、数回前に入力したステートメントを再度表示できます。数個のキャラクタをタイプして、それに続いて、 キーを押すと、そのキャラクタで始まる前に入力したラインが表示されます。コマンドヒストリから前に実行したコマンドをコピーすることもできます。 詳細は、 コマンド履歴を参照してください。

コマンドラインの編集が可能なキーの一覧を示しますが、コンピュータにより異なります。つぎのキーを使ってユーザのコンピュータで利用できるかどうか試してください(これらのキーのほとんどは、EMACSエディタのユーザには馴染みのあるものです)。

Ctrl+p
前のラインを再表示

Ctrl+n
つぎのラインを再表示

Ctrl+b
1つキャラクタを左に移動

Ctrl+f
1つキャラクタを右に移動
Ctrl-
Ctrl+r
1ワード右に移動
Ctrl-
Ctrl+l
1ワード左に移動
Home
Ctrl+a
ラインの先頭に移動
End
Ctrl+e
ラインの最後に移動
Esc
Ctrl+u
ラインの削除
Del
Ctrl+d
カーソルのある位置のキャラクタの削除
Backspace
Ctrl+h
カーソルより前のキャラクタを削除

Ctrl+k
カーソルよりラインの最後までを削除


  長いコマンドラインの入力 グラフィックス