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コマンドformat
コマンド format
は、MATLABにより表示される数値の書式を制御するものです。コマンドは、数値の表示のみ影響するもので、MATLABで計算をする方法や保存する方法に影響するものではありません。ここでは、異なる大きさの成分からなるベクトル
x
を使って、種々の書式設定に従って出力される結果を表示します。
x = [4/3 1.2345e-6] format short 1.3333 0.0000 format short e 1.3333e+000 1.2345e-006 format short g 1.3333 1.2345e-006 format long 1.33333333333333 0.00000123450000 format long e 1.333333333333333e+000 1.234500000000000e-006 format long g 1.33333333333333 1.2345e-006 format bank 1.33 0.00 format rat 4/3 1/810045 format hex 3ff5555555555555 3eb4b6231abfd271
行列の中の最大の要素が 103 より大きいかまたは、10-3 より小さいならば、MATLABはshortとlong書式に共通のスケーリングファクタを適用します。
format compact
は、出力の中に現れる多くのブランクラインを取り去ります。この書式は、スクリーンまたはウィンドウ上に、より多くの情報を表示するためのものです。さらに、出力書式を制御するためには、関数
sprintf
や fprintf
を使ってください。
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