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論理サブスクリプト

論理演算や比較演算から作成される論理ベクトルが、サブ配列を参照するのに使われます。X を通常の行列で、L をある論理演算の結果求まった同じサイズの行列とします。そして、X(L) は、L の要素がゼロでない部分の X の要素を指定します。

この種のサブスクリプト機能は、サブスクリプト表現と同じように論理演算を指定することにより1ステップの中で処理されます。つぎのデータを考えましょう。

NaN は、質問表で答えられなかったものに対応する項目のような、データの欠如部です。論理インデックス、finite(x) を使って欠落データを取り除くため、有限の数値には真、NaNInf に対しては偽とします。

ある観測値 5.1 は、他のものと比べ非常に異なって見えます。これをoutlier と言います。ここでの例題では、平均値から標準偏差の3倍以上の部分を、異常値として、取除きます。

他の例題として、Dürerの魔方陣の中で、論理インデックス法とスカラ拡張法を使って素数でないものに0を設定して素数の位置を強調します。


  スカラ拡張 関数find