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多変数データ

MATLABは、多変数統計データに対して列方向の解析を行ないます。データの中の各々の列は1つの変数を表し、行は観測値です。(i,j) 番目の要素は、j 番目の変数の i 番目の観測値です。

たとえば、3変数をもつデータを考えましょう。

5つの観測値に対して、結果の配列は、つぎのようになります。

最初の行は、患者1の心拍数、体重、運動時間を、2番目の行は、患者2の、等を含みます。さて、MATLABのデータ解析関数を適用してみましょう。たとえば、各列の平均、標準偏差を計算します。

MATLABの中で利用可能なデータ解析関数の一覧は、つぎのステートメントで得られます。

Statistics Toolboxにアクセスしたい場合は、つぎのようにタイプしてください。


  配列 スカラ拡張