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フィギュアをクリップボードに出力
ワードプロセッサのような他のWindowsアプリケーションにフィギュアを貼り付けたい場合、グラフィックスフォーマットで、フィギュアをクリップボードに出力します。
Windows メニューから
つぎの例題は、フィギュアを、Enhanced MetaFile (EMF)フォーマットで、クリップボードに出力します。フィギュアの設定は、PowerPointのスライドで使用用に適切な出力フィギュアを作成するように選択されています。設定を変更することは、スクリーン上に表示されているフィギュアを変更することになることに注意してください。
- テキストを含むフィギュアを作成します。つぎのコードを使うことができます。
x = -pi:0.01:pi;
[h] = plot(x,sin(x));
title('Sine Plot');
- フィギュアウインドウのファイル(File)メニューからプリファレンス(Preferences)を選択します。そして、プリファレンス(Preferences)ダイアログボックスからフィギュアコピーテンプレート(Figure Copy Template)を選択します。
- フィギュアコピーテンプレートプリファレンス(Figure Copy Template Preferences) パネルの中で、PowerPointボタンをクリックします。PowerPoint用のMATLABでの設定をテンプレートに加えます。

- Linesグループボックスの中で、Custom widthを4ポイントに変更します。
- Uicontrols and axes グループボックスの中で、axesの刻み幅と範囲を維持(Keep axes limits and tick spacing)を選択して、ユーザが出力したとき、MATLABが、axesの刻みや範囲を再スケーリングしないようにします。
- フィギュアに適用(Apply to Figure)をクリックします。変更は、フィギュアウインドウに適用されます。
新しい設定をもつフィギュアを気に入らない場合、Restoreボタンを押すことで、それをオリジナルの設定にして、再度、保存することができます。
- プレファレンス(Preferences)ダイアログボックスの中の左パンの中に、フィギュアコピーテンプレート(Figure Copy Template)トピックが広がります。コピーオプション(Copy Options)を選択してください。
- コピーオプション(Copy Options)パンの中で、Metafileを選択して、MATLABにファイルをEMFフォーマットで出力することを伝えます。
- strong>Transparent backgroundが選択されていることをチェックしてください。この選択は、フィギュアの背景を透明にし、スライドの背景にフィギュアのaxesの部分で枠を付けます。
- フィギュアスクリーンサイズとマッチ(Match figure screen size)の選択を解除し、ユーザ自身のフィギュアサイズの設定を使用します。
- OKをクリックします。
- フィギュアウインドウのファイル(File)メニューからページ設定(Page Setup)を選択します。
- サイズと位置(Size and Position)タブの中で、幅(Width)を10に、高さ(Height)を7.5に設定します。単位(Units)がインチ(Inches)であることを確認してください。
- OKをクリックします。
- EditメニューからCopy Figure を選択します。ユーザのフィギュアは、クリップボードに出力され、PowerPoint スライドのような他のWindowsアプリケーションに貼り付けることができます。

コマンドラインから
print
コマンドと2つのクリップボードフォーマット(-dmeta
, -dbitmap
)の内のいずれかを使って、フィギュアをクリップボードに出力します。ファイル名を指定することは できません。
つぎの例題は、Enhanced Metafile (EMF) フォーマットで、フィギュアをクリップボードに出力します。
print -dmeta
つぎの例題は、Bitmap (BMP)の8ビットカラーフォーマットで、フィギュアをクリップボードに出力します。
print -dbitmap
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