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オブジェクトハンドルへのアクセス

MATLABは、作成するすべてのグラフィックスオブジェクトにハンドルを割り当てます。すべてのオブジェクト作成関数は、作成したオブジェクトのハンドル番号をオプションで出力します。オブジェクトのプロパティにアクセスしたい場合(たとえば、M-ファイルから)、そのハンドル番号を作成時に変数に割り当て、後でそれを検索しなくてもよいようにするべきです。しかし、既存のオブジェクトのハンドル番号は関数findobj 、または、その親オブジェクトのChildrenロパティを表示することによって、いつでも取り出すことができます。詳細については、FigureとAxesの保護 を参照してください。

Rootオブジェクトのハンドル番号は、常にゼロです。Figureのハンドル番号は、つぎのいずれかです。

FigureのIntegerHandleプロパティは、Figureがどのタイプのハンドル番号を受け取るかを制御します。

他のすべてのグラフィックスオブジェクトのハンドル番号は浮動小数点数です。ハンドル番号を参照する場合、これらの数字の完全な精度が必要です。スクリーン上でハンドル番号を読み取りそれらを再入力するのではなく、値を変数に保存して、ハンドル番号が必要なときに、その変数を使ってください。


 例題 - デフォルトのLinestylesの設定 カレントFigure、Axesオブジェクト