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Figureポインタの設定

MATLABは、グラフィカルな記号を使って、Figureウィンドウ内のポインタの位置を示します。ポインタは、既定の15種類の記号(下表参照)から選択するか、独自の記号を定義することができます。便宜上、既定の各記号はそれに関連する目的をもっています(MATLABは記号の使用に関して規則を設けてはいません)。

ポインタ記号は、FigureのPointerプロパティの値を設定することによって設定します。たとえば、つぎのように使用します。

つぎの表は、既定の記号と関連する設定子を示し、一般的な使用方法について説明しています。

目的
設定子
記号
グラフィックスオブジェクト上の点の位置付け
crosshair



Figure内の任意の点を選択
arrow



システムがビジーであることを示す
watch



左上隅からオブジェクトのサイズを変更
topl



右上隅からオブジェクトのサイズを変更
topr



左下隅からオブジェクトのサイズを変更
botl



右下隅からオブジェクトのサイズを変更
botr



実際のホットスポットを表示
circle



点の位置付け
cross



ポピュラーな記号
fleur



左側からオブジェクトのサイズを変更
left



右側からオブジェクトのサイズを変更
right



上側からオブジェクトのサイズを変更
top



下側からオブジェクトのサイズを変更
bottom



ディスプレイ上のある点と他のオブジェクトの整列
fullcross



つぎのセクションを参照
custom




 レンダラーの選択 カスタムポインタの定義