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デフォルトカラーの構成
デフォルトのFigureのカラー構成は、種々のグラフィックス関数に対して、よいコントラストと可視性を実現します。この構成は、ウィンドウのバックグラウンド、軸のバックグラウンド、軸のライン、ラベルのカラー、プロットやサーフェスエッジに使用するラインのカラー、表示に影響を与えるその他のプロパティのカラーを定義します。
関数colordef
では、既定のカラー構成から選択し、個々にカラーを組み合わせを変更することができます。 colordef
は、つぎのような3つのカラー構成を既定します。
colordef white
- 軸のバックグラウンドを白、ウィンドウのバックグラウンドをグレイ、カラーマップを jet
、サーフェスエッジを黒に設定し、プロットに使用するカラーの順序と他のプロパティに適切な値を定義します。colordef black
- 軸のバックグラウンドを黒、ウィンドウのバックグラウンドをダークグレイ、カラーマップをjet
、サーフェスエッジを黒に設定し、プロットに使用するカラーの順序と他のプロパティに適切な値を定義します。colordef none
- MATLAB 4に適合するカラーを設定します。これは基本的に白の軸ラインをもち、グリッドのない黒のバックグラウンドです。MATLAB 4のカラー構成に基づいて行っているMATLABプログラムは、期待どおりの結果を得るためには、オプションnone
を使って、colordef
を呼び出さなければならない場合があります。M-ファイルcolordef.m
を調べてどのようなプロパティを設定するかを確認することができます(MATLABプロンプトでtype colordef
と入力します)。
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