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行列データのラインプロット
1つの行列引数と共に関数plot
plot(Y)
を設定すると、MATLABは行列の各列に対して1本のラインを描きます。x軸は行インデックスベクトル 1:m
で表示されます。ここで、 m
はY
の行数です。たとえば、
Z = peaks;
は、2変数関数を計算することによって得られる49行49列の行列を出力します。この行列をプロットすると
plot(Z)
一般に、2つの引数と共にplot
を使用し、X
かY
のいずれかが2つ以上の行または列をもっている場合、つぎのようになります。
Y
が行列で x
がベクトルの場合、 plot(x,Y)
はベクトル x
に対して Y
の行または列をそれぞれに異なるカラーまたはラインタイプを使って、連続的にプロットします。行または列の方向は、x
内の要素数がY
内の行数または列数のどちらに一致するかどうかによって決まります。Y
が正方行列の場合は、列が使用されます。X
が行列でy
がベクトルの場合、plot(X,y)
はベクトル y
に対するX
の各行または列をプロットします。たとえば、ベクトル1:length(peaks)
に対する peaks
行列をプロットすると前のプロットが回転します。y = 1:length(peaks); plot(peaks,y)
X
とY
が共に同じサイズの行列の場合、 plot(X,Y)
は Y
の列に対する X
の列をプロットします。また、行列引数の複数の組合わせをもつ関数plot
も使用することができます。
plot(X1,Y1,X2,Y2,...)
このステートメントは、各X
とY
の組合わせをグラフ化し、複数のラインを生成します。組合わせによって次元が異なる場合もあります。
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