mxSetPr (外部インタフェース/API リファレンス)

mxArrayに対して新たな実数データを設定

C 言語表示

#include "matrix.h"
void mxSetPr(mxArray *array_ptr, double *pr);

引数
array_ptr
フル(非スパース)mxArrayのポインタ。

pr

配列の最初の要素のポインタ。配列内の各要素は、値の実数成分を含みます。配列は、ダイナミックメモリ内になければなりません。mxCallocを呼び出して、このダイナミックメモリを割り当ててください。prがスタティックメモリを指すポインタである場合は、メモリリークやそれ以外のメモリエラーが生じる場合があります。

詳細

mxSetPrを用いて、指定したmxArrayの実数データを設定します。

すべてのmxCreateの呼び出しは、実数データを保持するためにヒープ領域を割り当てます。そのため、新たに作成されたmxArrayの実数要素を初期化するためには、普通はmxSetPrを用いません。むしろ、mxSetPrを呼び出して初期の実数値を新たな値で置き換えます。

例題

examplesディレクトリのmxサブディレクトリのmxsetnzmax.cを参照してください。

参考

mxGetPr, mxGetPi, mxSetPi

mxSetPi Fortranエンジンルーチン