外部インタフェース/API リファレンス    
mxSetPi

mxArrayに対して新たな虚数データを設定

C 言語表示

引数
array_ptr
   フル(非スパース)mxArrayのポインタ。

pi
   配列の最初の要素のポインタ。配列内の各要素は、値の虚数成分を含みます。配列は、ダイナミックメモリ内になければなりません。mxCallocを呼び出して、このダイナミックメモリを割り当ててください。piがスタティックメモリを指すポインタである場合は、メモリリークやそれ以外のメモリエラーが生じる場合があります。

詳細

mxSetPiを用いて、指定したmxArrayの虚数データを設定します。

ほとんどのmxCreate関数は、虚数データを保持するためにオプションでヒープ領域を割り当てます。mxCreate関数にヒープ領域を割り当てるように指示した場合(たとえば、ComplexFlagmxComplexに設定するか、piを非NULL値に設定することにより)、作成したmxArrayの虚数要素を初期化するためには普通はmxSetPiを用いません。むしろ、mxSetPiを呼び出して初期の虚数値を新たな値で置き換えます。

例題

examplesディレクトリのmxサブディレクトリのmxisfinite.cmxsetnzmax.cを参照してください。

参考

mxSetImagData, mxGetPi, mxGetPr, mxSetPr


 mxSetNzmax mxSetPr