外部インタフェース/API リファレンス

mexMakeMemoryPersistent

MEX-ファイルが終了した後で、MATLABのメモリ割り当てルーチン(mxCalloc, mxMalloc, mxRealloc)によって割り当てられたメモリを固定にする

C 言語表示

#include "mex.h"
void mexMakeMemoryPersistent(void *ptr);

引数
ptr
   MATLABのメモリ割り当てルーチンによって割り当てられたメモリの先頭のポインタ。

詳細

デフォルトでは、MATLABによって割り当てられたメモリは、固定でないので、MEX-ファイルが終了するときに自動的に開放されます。メモリを固定にしたい場合は、mexMakeMemoryPersistentを呼び出さなければなりません。

注意    固定メモリを作成する場合、MEX-ファイルをクリアするときにユーザがそれを開放する必要があります。メモリを開放しない場合は、MATLABはメモリリークします。メモリを開放するためには、mxFreeを使ってください。MEX-ファイルがクリアされるときに呼び出す関数の登録方法については、mexAtExitを参照してください。MEX-ファイルがクリアされないようにロックする方法については、mexLockを参照してください。

参考

mexAtExit, mexLock, mexMakeArrayPersistent, mxCalloc, mxFree, mxMalloc, mxRealloc

mexMakeArrayPersistent

mexPrintf