外部インタフェース/API リファレンス    
matGetFull

MAT-ファイルからmxArrayのすべての情報を読み込む

Fortran 言語表示

引数
mfp
   MAT-ファイル情報のポインタ。

name
   MAT-ファイルから取得または設定するmxArray名。

m
   行の大きさ。

n
   列の大きさ。

pr
   実部のポインタ。

pi
   虚部のポインタ。

詳細

ほとんどのMATLABアプリケーションは、フル(非スパース)mxArrayについてのみ動作します。このルーチンは、MAT-ファイル以外にフルmxArrayをコピーする簡単な方法を提供しています。これは、matGetMatrixの代わりであり、mxArray構造体の利用を必要としません。

matGetFullは、mfpによって指し示されたMAT-ファイルから指定されたmxArrayを読み込み、m, n, pr, piによって指定された位置にそれぞれ、行の大きさ、列の大きさ、実数配列のポインタ、虚数配列のポインタを設定します。

matGetFullは成功した場合は0を出力し、指定した変数が見つからないか、フルのmxArrayでない場合、あるいはファイルのリードエラーがあった場合には1を出力します。

matGetFullは、mxCallocを使って実数および虚数配列に対するメモリを割り当てます。終了したときにメモリを開放するには、mxFreeを利用します。

mxArrayが純粋に実数ならば、虚数のポインタは0です。


 matGetDir matGetMatrix