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MATLABとDDEサーバアプリケーション間のアドバイザリリンクの設定
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rc = ddeadv(channel, item, callback, upmtx, format, timeout)
引数
rc
リターンコード: 0はファンクションコールの失敗、1は成功を示します。
channel
ddeinit
により出力されます。
item
callback
item
を変更するとcallback
は評価のために関数eval
へ文字列を渡す働きをします。
upmtx
アップデート行列を指定することでホットリンク を作成します。upmtx
を省略したり、空文字列として指定することで、ウォームリンク を作成します。ワークスペースにupmtx
が存在すると、その内容は上書きされます。upmtx
が存在しなければ作成されます。
format
最初の要素は、データに対して使用するWindowsのクリップボード書式を指定します。MATLABはText書式のみをサポートし、これは値1に相当します。2番目の要素は、結果の行列のタイプを指定します。有効なタイプは、NUMERIC
(デフォルトで値0に相当します)とSTRING
(値1に相当します)です。
timeout
timeout
は、1000分の1秒単位(1000 ミリ秒 = 1 秒)で指定します。
アドバイザリリンクがtimeoutミリ秒内で確立しなければ、関数は動作しません。timeoutのデフォルトは3秒です。
詳細
ddeadv
は、MATLABとサーバアプリケーション間にアドバイザリリンクを設定します。
引数itemで識別されるデータが変わると、引数callbackで指定される文字列は関数evalに渡されて評価されます。アドバイザリリンクがホットリンクであれば、DDEはitem内のデータを反映するためにアップデート行列upmtxを修正します。
itemがデータ値の範囲に相当する場合、範囲内での値の変更により、コールバックが評価されます。
例題
% Set up a hot link between a range of cells in Excel % and the matrix 'x'. % If successful, display the matrix. rc = ddeadv(channel, 'r1c1:r5c5', 'disp(x)', 'x');
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