Simulink Release Notes |
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バグフィックス
本節では、Simulinkの従来のバージョンでバグのバグフィックスを示します。
- Simulinkは、可変サンプル時間をもつS-functionはatomicサブシステムに置かれたときに、クラッシュしません。
- Bus Selectorブロックに接続されるbus内での重複する名前の検出に関連するバグは、修正されました。
- Simulink 4.0 では、Continuous and Discrete Transfer FunctionブロックとDiscrete Filterブロックは、特に多くの極をもつ場合について、必要量よりも多くのメモリを利用していました。これらは、最適なメモリ量を利用します。
- その他のバグフィックスは、model loaderに対して行われています。
- loaderとsaverは、モデルファイルの先頭で見つかったコメント行(#で始まる行)を保持します。
- loaderは、ファイルサイズが4096の整数倍であるときに、Windows NTでクラッシュしません。.
- loaderは、重複する名前が発見されたブロックでの不正なモデルでハングしません。
- Simulink profilerは、ファイルをテンポラリディレクトリに保存します。MATLABコマンド
tempdir
を参照してください。ヘルプも更新されました。
- Chirpブロックは、シミュレーション開始時間の初期周波数からターゲット時間のターゲット周波数に、周波数を正確にsweepsします。
- Function-callサブシステムのバグフィックス
- 本バージョンでは、function-callサブシステムの実行順に関連するバグをフィックスしています。
- 従来のバージョンでは、triggered/function-callサブシステム内のnonvirtualサブシステムに対する直接フィードスルー設定の計算が不正確でした。これにより、実行の(ソート)順が不正確でした。triggeredサブシステム内のすべてのnonvirtualサブシステムは、すべての入力端子に対して設定された直接フィードスルー(入力が必要)フラグをもちます。triggeredサンプル時間をもつnonvirtualサブシステムは、モデルの出力メソッドの状況内で、出力および更新メソッドの両方を実行するために、この修正が必要です。
- ブロックに接続するgrounded/未接続入力の取り扱いの修正
- Simulink 4.0 は、連続入力を要求するlevel-1 およびlevel-2 S-functions 、およびMatrixブロックへのgroundedまたは未接続入力の取り扱いが不正確でした、これは、Simulink 4.1 で修正されています。
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