Real-Time Windows Target Release Notes | ![]() ![]() |
新機能
注意 Release 13 CDの一部として出荷されているReal-Time Windows Target 2.2 は、Release Notesに記述されているように、Version 2.0, 以降にはほとんどアップデートされていません。 |
本節では、Real-Time Windows Target 1.0 (Release 11.0) 以降にReal-Time Windows Target 2.0 で追加された新機能および強化された機能を紹介します。
I/Oデバイスドライバアーキテクチャ
Real-Time Window Target 2.0 は、Simulinkブロック線図内でのI/Oブロックの利用を簡略化する新規のI/Oデバイスドライバアーキテクチャを含みます。新規のI/OボードをPCにインストールした後で、モデル内のデバイスドライバブロックを配置し、このボードに対するボード固有の設定(例, ボードのアドレス)を指定します。
新規のI/OボードをPCに追加し、ボードの情報を指定するためにデバイスドライバのダイアログボックスを利用すると、ボードの情報は将来のセッション用に保存されます。さらにブロックを加えたときには、インストールされているボードの一覧からI/Oボードを選択します。各ドライバブロックに対して同じボード情報を再入力する必要はありません。
コンピュータで複数のI/Oボードを利用することができます。そのとき、ドライバブロックは選択対象であるインストール済みのボードの一覧を表示します。これにより、増大するデバイスドライバの一覧をサーチする必要がなくなります。
新規のI/Oドライバを利用して、アナログ入力および出力に対する正規化された単位、あるいは、voltageとしてユーザが単位を直接指定することができます。
I/O driverブロックは、ディジタル入力、ディジタル出力、アナログ入力、アナログ出力に対して別々のI/Oブロックを提供します。これにより、アナログおよびディジタルI/Oの組み合わせを指定するために必要な、信号のインデックス付けの混乱を回避します。
Adapterブロックは削除されています。アップグレードの問題については、Remove I/O Adapter Blocks from Your Simulink Modelを参照してください。
エクスターナルモードインタフェース
エクスターナルモードインタフェースに対して変更が行われています。これは、マイナーチェンジ、および収集した点数が指定したバッファサイズと異なっていても、シミュレーションの最後にデータが表示されることを保証するバグフィックスを含みます。
C Compilerのサポート
Real-Time Windows Target 2.0 は、Microsoft Visual C/C++ version 5.0 および 6.0 をサポートします。このサポートは、Webダウンロード可能なReal-Time Windows Target 1.5 で導入されました。
I/Oデバイスドライバのサポート
新規のI/Oデバイスドライバが、ボードのサポートのためにReal-Time Windows Target 2.0 に追加されています。
カウンタボードのサポート- Real-Time Windows Targetは、ComputerBaords社のカウンタボード CIO-QUAD02およびCIO-QUAD04 をサポートします。
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