MATLAB Release Notes    

グラフィックス機能

MATLAB 6.5は、以下のグラフィックスの機能が追加されています。

新規Textプロパティ - Control Text Background

Textオブジェクトは、以下の新規プロパティを含みます。

プロパティ
目的
BackgroundColor
テキストの範囲を示す長方形のカラー
EdgeColor
長方形のエッジのカラー
LineStyle
長方形のエッジのラインスタイル
LineWidth
長方形のエッジのライン幅
Margin
テキスト範囲にマージンを加えることにより長方形のサイズを増大させる

例題は、Drawing Text in a Boxを参照してください。

カラーマップエディタ - カラーマップを対話的に変更

カラーマップエディタは、カレントfigureのカラーマップを変更することが可能なツールです。詳細と例題は、関数colormapeditorの記述を参照してください。

再設計されたプロパティエディタ

Handle Graphics Property Editorと対応するヘルプは、再設計されています。新規の設計の説明については、Using the Property Editorを参照してください。

MATLABコマンドラインからのプリンタの選択

MATLABの旧バージョンでは、MATLABコマンドラインからグラフィックスに対して非デフォルトのプリンタを選択できるのはUNIXシステムのみでした。MATLAB 6.5では、Windowsシステムでも選択が可能です。printコマンドで-Pスイッチを使うことにより、プリンタを指定してください。

たとえば、Figure No. 3をCalliopeというプリンタで印刷するには、以下をタイプします。

プリンタ名にスペースが含まれる場合は、下記のように-Pオプションの前後にコーテーションを置きます。

ネットワークプリンタサーバを利用

Windows NT, Windows 2000, Windows XPシステムでは、ここでtrinityという名前であるプリンタに対して、下記のような形式を使ってネットワークプリンタサーバに印刷することができます。

この形式は、Windows 95, Windows 98, Windows MEではサポートされません。これらのプラットフォームでは、Add Printerダイアログを使ってネットワークプリンタをインストールした場合にのみ、ネットワークプリンタに印刷が可能です。この方法でインストールされているときは、これらのネットワークプリンタは、\\server\printerの表記を使わなくても、ローカルプリンタと同じように機能します。


  プログラミングとデータタイプの機能 外部インタフェース/APIの機能