Release 12.1 リリースノート |
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開発環境の機能
コマンドウィンドウ
MATLAB 6.1 は、コマンドウィンドウの2つの強化を含みます。
- コマンドウィンドウの長い列の折り返し表示に対してプリファレンスを設定できます。 入力および出力行は、コマンドウィンドウの長さに合わせて折り返して表示されます。
- M-ファイルを実行中にエラーメッセージが表示された場合、エラーメッセージの下線が引かれた部分をクリックするか、Ctrl+Enter を押します。 エラーのあった M-ファイルが、エディタで開き、エラーを含む行にスクロールされます。
ヘルプブラウザ
プロダクトフィルタでドキュメントを選択すると、すべてクリアまたはすべて選択を行えます。
エディタ/デバッガ
エディタ/デバッガに対しては、以下の強化が行われています。
- ファイル内の特定行に直接移動できるようにエディタ/デバッガ内で M-ファイルにブックマークを設定できます。 ブックマークを設定するには、カーソルをブックマークしたい行に置いて、編集メニューから ブックマークの設定/削除 を選択します。
ブックマーク設定後、ファイル内の前後のブックマークに移動できます。 これにより、マークした場所に直接移動できます。 編集 メニューアイテム 次のブックマーク と 前のブックマーク を使って、移動します。 ファイルを終了すると、ブックマークは保存されません。
- エディタ/デバッガからファイルを印刷する時に、行番号を含むことができます。 行番号を含むには、設定 -> エディタ/デバッガ -> 印刷 を選択します。 印刷オプションの下の行番号をチェックします。
- キーボードのショートカットを使って、エディタ/デバッガの選択部分にコメント付けやアンコメントを行うことができます。 ショートカットはプラットフォームに依存し、エディタ/デバッガのテキストメニュー上にメニューアイテムとしてリストされます。
- 検索と置換ダイアログボックスで、大文字、小文字の区別、単語単位、繰り返すの設定は MATLAB の次回のセッションまで保存されます。
- Ctrl+Shift+F3 を押すと、エディタ/デバッガ内の選択が前にある場所を検索することができます。 また、Shift+F3 を押すと、検索と置換ダイアログボックスに文字列を入力して、前にあった同じ文字列を検索できます。
- 例えば、左小括弧 ( などのトークン記号上に矢印を移動する場合、トークン記号とその対応部分は一時的に下線で表示されます。対応するトークン記号がない場合、トークン記号は
のような記号で表示されます。
- エディタ/デバッガからファイルを実行し、ファイルがサーチパス上のディレクトリまたはカレントディレクトリにない場合、ダイアログボックスが表示され、ファイルを実行するためのオプションを示します。 ファイルを含むディレクトリにカレントディレクトリを変更するか、ファイルを含むディレクトリをサーチパスに追加することができます。
- サーチパス上のディレクトリまたはカレントディレクトリにないファイルにブレークポイントを追加する場合、ダイアログボックスが表示され、ブレークポイントを追加するためのオプションを示します。 ファイルを含むディレクトリにカレントディレクトリを変更するか、ファイルを含むディレクトリをサーチパスに追加することができます。
edit filename
をタイプして filename
が存在しない場合、新規ファイルを作成するかどうかプロンプトが表示されます。 はい を選択すると、エディタ/デバッガ内に filename.m
というタイトルの空のファイルが作成されます。 エディタ/デバッガの設定でこのオプションをオフにすることができます。
カレントディレクトリブラウザ
検索と置換 ダイアログボックス内で、大文字、小文字の区別、単語単位、サブディレクトリ の設定は次回 MATLAB セッションに保存されます。
また、空でないディレクトリを削除することもできます。 そのディレクトリ内のコンテンツは、すべてディレクトリと一緒に削除されます。
ワークスペースブラウザ
ワークスペースブラウザ内で並べ替えたい列を選択したり、列の並べ替え順を逆にすることもできます。 列を並べ替えるには、列のヘディングをクリックします。 もう一度列のヘディングをクリックすると、並べ替えの順序が逆になります。たとえば、サイズ でソートするには、列ヘディングを一度クリックします。昇順から降順に変更するには、ヘディングを再度クリックします。
ソースコントロール
MATLAB ソースコントロール機能と一緒に Merant PVCS を使用した場合、cmopts
を使ってプロジェクト設定ファイルを指定する必要はありません。 旧リリースで指定した場合、MATLAB はこれを無視するため、削除する必要はありません。
一般
関数computer
は、以下の形式でコンピュータのエンディアン(バイトの並び順)を表示します。
[str
,maxsize,endian
] = computer
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