Mapping Toolbox Release Notes    

第 1 章
Mapping Toolbox 1.3 Release Notes


新機能

本節では、Mapping Toolbox 1.3 で追加された新機能および強化された機能をまとめています。Release 12.0 より以前のリリースからアップグレードする場合は、Mapping Toolbox 1.2.1 Release Notes (Release 11.0 から Release 12.0 の間の機能強化)を参照してください。

マップ表示関数

新規のnortharrow注釈関数

新規関数northarrowは、地理学上の北を示す北向き矢印をマップに追加します。矢印をクリックアンドドラッグするか、位置、カラー、サイズのような他のプロパティをクリックして調整することによって、位置を変えることができます。

新規のmlabelzero22pi Axesラベルコマンド

新規コマンドmlabelzero22piは、デフォルトの-180 から180 度の代わりに、0から360度を使って、子午線ラベルを変換します。

clegendm コンター注釈関数の機能強化

関数clegendmは、コンターラインの単位を示す文字列を受け取るオプションの新規シンタックスを利用します。代わりに、テキストラベル文字列は、セル配列によって各コンターレベルに対して与えることができます。

新規の対話的なインタフェース

新規関数lightmuiは、地球上または3次元マップ上でのライトの位置を制御する対話的な、グラフィカルユーザインタフェースを提供します。

マッピングデータの機能強化

地図データの更新

政治的な境界と国名は、worldloおよびworldhi地図ファイルの両方で更新されています。

その他の機能強化

楕円はより滑らかに描画されます

関数ellipse1は、滑らかな楕円を作成するように修正されています。開始点と終了点の間で等部ぷの代わりに方位角点の重み付き分布が用いられます。半長軸および半短軸の近傍にはより多くの点が追加され、その他の中間位置にはより少ない点が追加されます。


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