| Financial Derivitives Toolbox Release Notes | |
新機能
本節では、Version 1.0 (Release 12.1)以降に、Financial Derivatives Toolbox 2.0 で追加された新機能および強化された機能を紹介します。
| 注意 Financial Derivatives Toolbox 2.0 は、Release 12.1 がリリースされた後、Release 13より前にWebダウンロード可能な形式でリリースされました。Financial Derivatives Toolbox 2.0 のpost-Release 12.1 versionと、Release 13 でリリースされたものとは変更はありません。 |
Black-Derman-Toyモデル
Financial Derivatives Toolbox Version 2.0 は、金利デリバティブの価格決定に対するBlack-Derman-Toy (BDT)モデルのサポートが追加されています。BDTモデルにおいて、すべての証券価格と利率は、短期為替相場(annualized one-period interest rate)に依存します。モデルは、長期金利とボラティリティを使って将来の短期金利のツリーを作成します。その後、このツリーから金利センシティブな証券の値を決定します。
Black-Derman-Toyモデルは、recombining treeと共に機能します。recombining treeは、bushy tree (Version 1で導入されたHeath-Jarrow-Morton (HJM)で利用)の逆です。recombining treeは、繰り返し再結合するブランチをもちます。任意のノードから、up-downパスを取ることによって到達するノードは、down-upパスで到達するノードと同じです。
| | Financial Derivitives Toolbox Release Notes | Version 2.0 の新規関数 | |