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Simulink Accelerator Buildプロセスのカスタマイズ
典型的に、Simulink Acceleratorのビルドプロセスにはカスタマイズは必要ありません。しかし、Acceleratorはコード生成とMEX-ファイルの作成のためにReal-Time Workshopと同じメカニズムを利用するので、ビルドプロセスを制御するために3つのパラメータを使うことができます。
AccelMakeCommand AccelSystemTargetFile AccelTemplateMakeFile
3つのオプションを使って、カスタムMakeコマンド、システムターゲット、テンプレートmakefilesを指定することができます。これらのパラメータは、コード生成プロセスの部分を管理します。これらのオプションの利用は、Real-Time Workshopのコード生成方法の理解が必要です。Makeコマンド、システムターゲットファイル、テンプレートmakefileの説明については、Real-Time Workshop User's Guide を参照してください。これは、MathWorks Web サイト、www.mathworks.com
とMATLABに付属するドキュメンテーションCDで参照可能です。
これらのパラメータの設定のための構文はつぎのようになります。
set_param(gcs, 'parameter
', 'string
')
set_param(modelname
, 'parameter
', 'string
')
ここで、gcs
("get current system") は、カレントのアクティブなモデルで、'
parameter
'
は、上記の3つのパラメータのうちの1つです。string
をパラメータに対してカスタマイズした値を定義する文字列で置き換えてください。
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