Using Simulink    

ブロックアイコンの作成

これまで、mx + b サブシステムのためにダイアログボックスをカスタマイズしてきました。しかし、Subsystemブロックは依然として一般のSimulinkサブシステムアイコンを表示しています。このマスクされたブロックに対して、直線の勾配を示すプロットがアイコンとして適切です。勾配が3の場合、そのアイコンはつぎのようになります。

ブロックのアイコンは、Icon ページ上で定義されます。このブロックの場合、Icon ページは、つぎのようになります。

描画コマンドは、(0,0) から(0,m) までの直線をプロットします。勾配が負の場合には、直線が1だけ上にシフトして、ブロックの表示描画領域内に保持されます。

描画コマンドは、マスクワークスペース内のすべての変数にアクセスすることができます。異なる勾配の値を入力すると、アイコンはプロットされる直線の勾配を自動的に更新します。

アイコンのプロパティのリストの最下部にある Drawing coordinates パラメータとして Normalized を選択すると、アイコンは左下隅が(0,0)で右上隅が(1,1)のフレームに描かれます。このパラメータについては本章の後半で説明します。


 ブロック記述とヘルプテキストの作成 まとめ