Using Simulink    

マスクブロックダイアログのパラメータの設定

Simulinkは、マスクブロックのダイアログの現在の状態を定義するマスクブロックパラメータの集合を定義します。これらのパラメータのいくつかを確認したり設定するためにマスクエディタを利用することができます。Simulinkの get_param コマンドと set_param コマンドでもマスクダイアログパラメータを確認し、設定します。この利点は何でしょうか?set_param コマンドを使ってパラメータを設定することができ、従って、ダイアログがオープンする時のダイアログの表示を変更することができます。これにより、動的マスクダイアログの作成が可能です。

たとえば、MATLABコマンドラインで set_param コマンドを実行することにより、ユーザ定義のパラメータの値を変更した時に呼び出されるコールバック関数を定義することができます。マスクダイアログパラメータの既存の設定値を変更するために、set_param コマンドでコールバック関数を利用することができます。従って、たとえば、ユーザ定義のパラメータコントロールを不可視にしたり、可視にしたり、有効にしたり、無効にしたりできます。


 マスクブロックに対する動的ダイアログの作成 定義済みマスクダイアログパラメータ