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変更可能なパラメータ
変更可能なパラメータは、実行時にユーザが変更できるマスクパラメータです。マスクを作成するとき、すべてのパラメータは変更可能です。MaskTunableValuesパラメータでマスクパラメータのすべての値の後からの変更を無効にしたり、再変更可能にしたりすることができます。このパラメータの値は文字のセル配列で、各々マスクされたブロックパラメータの1つに関連します。最初のセルは最初のパラメータに関連し、2番目のセルは2番目のパラメータに関連し、その他も同様の関連があります。パラメータが変更可能である場合、関連するセルの値は on
であり、そうでなければ off
です。パラメータの再変更を有効にしたり無効にしたりするためには、まず、get_param
を使ってセル配列を得る必要があります。それから関連するセルを on
や off
に設定し、set_param
を使ってMaskTunableValuesパラメータを再設定します。たとえば、つぎのコマンドは、現在選択しているマスクブロックの最初のパラメータの再変更を無効にします。
ca = get_param(gcb, 'MaskTunableValues'); ca(1) = 'off' set_param(gcb, 'MaskTunableValues', ca)
ブロックの変更可能なパラメータを変更した後、ブロックを保存することで変更を保存します。
![]() | マスクされたブロックパラメータに対するデフォルト値 | 初期化コマンド | ![]() |