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ダイナミックシステムのモデリング
Simulinkでは、ブロック線図を使ってダイナミックシステムをモデリングします。Simulinkは、紙と鉛筆で図を描くのと同様のpoint-and-click法を使い、マウスを使ってスクリーン上にブロック線図の描画を行うことができるグラフィカルエディタを提供しています。(第4章 "モデルの作成を参照)。 Simulinkは、実世界ダイナミックシステムを仮想的にモデリングするために様々な組み合わせて利用できる標準ブロックの拡張ライブラリも提供します(第9章 "ブロックリファレンスを参照)。
ブロック線図
ブロック線図は、ラインによって接続されるブロックと呼ばれるシンボルで構成されます。各ブロックは、連続的(continuousブロック)または特定の時間点(discreteブロック)で出力を生成するダイナミックシステムを表わします。ラインは、ブロック入力とブロック出力の接続を表わします。ブロック線図内の各ブロックは、特定のタイプのブロックです。ブロックのタイプは、ブロックの出力と、入力、状態、時間との関係を決定します。ブロック線図は、システムのモデリングに必要な任意のタイプ、任意数のブロックを含みます。
注意: The MathWorks web siteのMATLAB-based Books ページには、一般的なブロック線図の利用や、特にダイナミックシステムのモデリングを議論するテキストが含まれます。 |
ブロック
ブロックは、シミュレート方法がわかっている基本のダイナミックシステムを表わします。ブロックは、入力、状態、出力のうちの1つ、または複数を含みます。
ブロックの出力は、時間の関数で、ブロックの入力は状態です。ブロックの出力と入力、状態、時間を関連付ける関数は、ブロックのタイプにより異なります。
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