Using Simulink    

Triggeredサブシステムの作成

Triggeredサブシステムは、Signals & SystemsライブラリからTriggerブロックをサブシステムにコピーすることによって作成します。Simulinkは、Triggerブロックの記号とトリガ制御入力端子をSubsystemブロックアイコンに追加します。

トリガタイプを選択するには、Triggerブロックのダイアログボックスをオープンし、下のダイアログボックスに示すように Trigger type パラメータの選択肢のいずれかを選びます。

Simulinkは、TriggerブロックとSubsystemブロック上で、それぞれのトリガイベントを異なる記号を用いて示します。つぎの図は、Subsystemブロック上のトリガ記号を示したものです。

トリガイベント間の出力と状態

Enabledサブシステムと異なり、Triggeredサブシステムは、トリガイベント間でそれらの出力を常に最後の値に保持します。また、Triggeredサブシステムはトリガイベントが生じたときにそれらの状態をリセットすることはできません。任意の離散ブロックの状態は、トリガイベントの間で保持されます。

トリガ制御信号の出力

Triggerブロックのダイアログボックス上のオプションでは、トリガ制御信号を出力することができます。制御信号を出力するには、Show output port チェックボックスを選択します。

Output data type フィールドは、出力信号のデータタイプを auto, int8, double として定義することができます。auto オプションを指定すると、出力信号のデータタイプを信号が接続される端子のデータタイプ(int8double)に設定します。


 Triggeredサブシステム Function-Callサブシステム