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Triggered and Enabledサブシステム
条件付きで実行される3番目の種類のサブシステムは、2つのタイプの条件付き実行を組み合わせたものです。triggered and enabled サブシステムと呼ばれるこのタイプのサブシステムの挙動は、下の流れ図に示すようにEnabledサブシステムとTriggeredサブシステムを組み合わせたものです。
Triggered and Enabledサブシステムは、Enable入力端子とTrigger入力端子の両方を含んでいます。トリガイベントが発生すると、SimulinkはEnable入力端子をチェックしてEnable制御信号を評価します。その値がゼロより大きいと、Simulinkはサブシステムを実行します。両方の入力がベクトルの場合は、少なくとも各ベクトルの1つの要素が非ゼロであれば、サブシステムは実行されます。
サブシステムは、トリガイベントが発生する時間ステップごとに実行されます。
![]() | Triggeredサブシステムに組み込み可能なブロック | Triggered and Enabledサブシステムの作成 | ![]() |