Signal Processing Toolbox

SPToolリファレンス

SPToolの概要

SPToolは、Signal Processing Toolboxの会話型のGUI環境用のデータ管理ツールです。SPToolを使って、つぎのようなことが実行できます。

• セーブしているセッションのロード
• 信号、フィルタ、スペクトルの読み込み
• 信号、フィルタ、スペクトルのコピーまたは削除
• 信号、フィルタ、スペクトルの名前の変更
• 信号、フィルタのサンプリング周波数の変更
• シグナルブラウザ(Signal Browser)、フィルタビューワ(Filter Viewer)、フィルタデザイナ(Filter Designer)、スペクトルビューワ(Spectrum Viewer)をアクティブにする
• セッションのセーブ
• ウインドウ(Window)メニューを使って、オープンしているMATLABフィギュアウインドウを変更

まず、SPToolをオープンすると、デフォルトの信号、フィルタ、スペクトルから構成されるウインドウが現れます。そして、新しい信号、フィルタ、スペクトルをSPToolに読み込むことができ、フィルタデザイナを使ってフィルタを設計することもでき、スペクトルビューワを使ってスペクトルを作成することもできます。SPToolからデータをセーブしたり、転送することもでき、SPTool環境の多くのプロパティをカスタマイズできます。つぎの図は、SToolウインドウとつぎに説明するファイル(File)とヘルプ(Help)メニューを示しています。

適用ボタン：フィルタのインポート

信号、フィルタ、スペクトルについて