Signal Processing Toolbox    

信号データの保存

信号データの表示SPToolの中で信号を作成した後(たとえば、読み込んだ信号にフィルタを適用)、ユーザは、信号の情報を。SPToolの中のファイル(File)メニューからエクスポート...(Export...)を使って、ワークスペースまたはディスクに出力します。信号情報は、信号データやサンプル周波数を読み込むためにアクセスできる構造体に保存されます。信号の構造体は、SPToolで内部で使われているフィールド数も含んでいます。

信号構造体のフィールドを見るには、信号をワークスペースに出力します。

  1. カレントにロードされているものが無い場合、SPToolに信号が転送されます("SPToolへの信号のインポート"を参照)。転送される信号をsig1と名付けます。
  2. ファイル(File)メニューからエクスポート...(Export...)を選択して、信号を出力します。
  3. エクスポート(Export)ダイアログボックスの中で、sig1を選択して、ワークスペースへ出力(Export to Workspace)ボタンを押します。
  4. MATLABコマンドラインで、whoと入力し、ワークスペース内の変数を調べます。sig1と名付けた変数が、SPToolから転送された信号構造体になっています。
  5. コマンドラインで、sig1と入力して、信号の構造体のフィールドの一覧を出力します。

信号構造体のdataFsフィールドは、信号を設定する情報です。他のフィールドは、SPToolで内部で使われるもので、将来のリリースでの変更になるものです。


 信号データの印刷  フィルタデザイナメニューとボタン