Signal Processing Toolbox    

フィルタ設計仕様の設定

ユーザが設定できるフィルタ設計仕様は、フィルタタイプや設計手法により変化します。たとえば、バンドパスフィルタを設計するには、つぎの要素を入力することができます。

解析(Analysis) メニューから フィルタ仕様(Filter Specifications) を選択すると、表示領域にフィルタの仕様が表示されます。

バンドパスフィルタの周波数に関する仕様

バンドパスフィルタに対して、つぎの事柄を設定できます。

2つの周波数を使って、通過帯域を設定します。最初の周波数は、通過帯域の低域側のエッジを決定し、2番目の周波数は、高域側のエッジを設定します。

同様に、遮断帯域も2つの周波数で設定します。最初の周波数は、最初の遮断帯域の高域側のエッジ、2番目の周波数は、2番目の遮断帯域の低域側の周波数を設定します。

つぎの例題では、

バンドパスフィルタの大きさに関する設定

バンドパスフィルタに対して、つぎの大きさの応答の特性を指定することができます。

ここでの例では、


 フィルタ設計手法の選択 フィルタ次数