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インパルス応答
ディジタルフィルタのインパルス応答は、つぎの式で定義される単位インパルス
から生じる出力です。MATLABでは、複数の方法で、インパルス応答を生成することができます。直接的な方法として、
imp = [1; zeros(49,1)];
で、インパルス列を作成します。b = 1とa = [1 -0.9]の単純なフィルタのインパルス応答は、
h = filter(b,a,imp);
で計算できます。ツールボックスに用意されている関数impzは、生成する点数を設定すると、簡単に、インパルスを生成し、応答を計算し、(関数stemを用いて)ステムプロットを行なうものです。
このプロット図は、単極システムの指数関数的に減衰するh(n) = 0.9nを示しています。
impz(b,a)
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