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model_pt.cによるパラメータチューニング
TLC変数ParameterTuning
を利用可能にすると、実行中のプログラムが、externalモードを使わずにモデルパラメータにアクセスできるデータ構造体を含むファイルを生成することが可能です。ファイル名は、model
_pt.c
です。
ParameterTuning
は、デフォルトで利用不可能です。model
_pt.c
の生成を可能にするには、システムターゲットファイル内で%assign
ステートメントを使います。
%assign ParameterTuning = 1
あるいは、Real-Time WorkshopページのTarget configurationのSystem target fileフィールドに下記のコマンドを付加することができます。
-aParameterTuning
=1
model
_pt.c
は、パラメータチューニングに必要な情報を含む2つのパラメータマッピング構造体を含みます。
BlockTuning
構造体は、ブロック名とパラメータ名を基準として、すべての変更可能なブロックパラメータを含みます。VariableTuning
構造体は、Simulink parameterダイアログボックスで指定されたすべての変更可能なワークスペース変数を含みます。構造体とmodel
_pt.c
ファイルの内容は、matlabroot
/rtw/c/src/pt_readme.txt
に記述されています。パラメータチューニングが可能なAPIを使ったソースコードの例は、matlabroot
/rtw/c/src/pt_print.c
を参照してください。
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