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Simulinkでの遅いブロックから速いブロックへの遷移

遅いブロックが速いブロックを駆動するモデルでは、Simulinkは最初に駆動ブロックの出力を計算します。速いブロックのみが実行するサンプル間隔では、シミュレーションはより高速に進行します。

つぎの図は、この実行を説明したものです。

この図からわかるように、Simulinkは効率的な方法で複数のサンプルレートを持つモデルをシミュレーションします。しかし、Simulinkはリアルタイムでは動作しません。


 リアルタイムでの速いブロックから遅いブロックへの遷移 リアルタイムでの遅いブロックから速いブロックへの遷移