Real-Time Workshop User's Guide

MATLABコマンドによるパラメータチューニング

Model Parameter Configuration ダイアログは、チューニング可能なパラメータの属性の参照、設定をするために推奨される方法です。しかし、MATLABのget_param および set_param コマンドを使うこともできます。

つぎのコマンドは、チューニング可能なパラメータとそれらの属性を出力します。

• get_param(gcs, 'TunableVars')
• get_param(gcs, 'TunableVarsStorageClass')
• get_param(gcs, 'TunableVarsTypeQualifier')

つぎのコマンドは、チューニング可能なパラメータを宣言するか、またはそれらの属性を設定します。

• set_param(gcs, 'TunableVars', str)

引数str (string)は、カンマで区切られた変数名のリストです。

• set_param(gcs, 'TunableVarsStorageClass', str)

引数str (string)は、カンマで区切られたストレージクラス設定のリストです。

有効なストレージクラス設定は以下のものです。

• Auto
• ExportedGlobal
• ImportedExtern
• ImportedExternPointer

• set_param(gcs, 'TunableVarsTypeQualifier', str)

引数str (string)は、カンマで区切られたストレージタイプ修飾子のリストです。

つぎの例は、変数k1をチューニング可能で、ストレージクラスExportedGlobal 、タイプ修飾子constで宣言します。

set_param(gcs, 'TunableVars', 'k1')
set_param(gcs, 'ExportedGlobal')
set_param(gcs, 'TunableVarsTypeQualifier','const')

パラメータチューニングと信号のモニタリング用のTarget Language Compiler API

TLCによる生成コードの構成