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Real-Time Workshopは、生成コード内にシステム/ブロック識別タグを書きます。タグは、ソースモデル内で、コード内のあるラインを生成したブロックの識別に役立てるために設計されています。タグは、生成コードの各ラインの上のコメント行にあります。
タグのフォーマットは、<system>/block_nameです。ここで
systemはつぎのいずれかです。'root'またはblock_nameは、ブロック名です。つぎのコードは、ソースモデルのルートレベルでGainブロックによって生成されるコードの行に隣接するタグのコメントを示します。
/* Gain Block: <Root>/Gain */ rtb_temp3 *= (rtP.root_Gain_Gain);
つぎのコードは、ソースモデルのルートレベルより1レベル下のサブシステム内のGainブロックによって生成されるコードの行に隣接するタグのコメントを示します。
/* Gain Block: <S1>/Gain */ rtB.temp0 *= (rtP.s1_Gain_Gain);
これらのタグに加えて、Real-Time Workshopは生成されたヘッダファイルmodel.hのコメントにモデルに対するタグを記述します。つぎのコードは、ソースモデルfooから生成されたそのようなコメントを示します。foo は、入れ子式のサブシステムOuterとサブシステムInnerをもちます。
/* Here is the system hierarchy for this model * * <Root> : foo * <S1> : foo/Outer * <S2> : foo/Outer/Inner */
例題として、上記のモデルfooを考えます。fooがオープンされている場合、
hilite_system('<S1>')
hilite_system('<S2>/Gain1')
Outerをオープンし、その内部のGainブロックGain1を選択、強調します。
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