Real-Time Workshop User's Guide

リアルタイムmallocコードフォーマット

リアルタイムmallocコードフォーマット(一般的リアルタイムmallocターゲットに対応)は、リアルタイムコードフォーマットと非常に似ています。違いは以下の通りです。

• リアルタイムmallocは、メモリをダイナミックに宣言します。
• リアルタイムmallocは、各モデルが独自のユニークなデータを保持したままモデルを増やすことが可能です。
• リアルタイムmallocは、複数のモデルを1つの実行ファイルに統合することが可能です。たとえば、2つのモデルを1つの大規模な実行ファイルに統合するには、リアルタイムmallocは、2つのモデルのそれぞれのユニークな状態を保持します。リアルタイムmallocフォーマットを利用しない場合は、Real-Time Workshopは各モデルに対してユニークな名前のデータ構造体を作成しないので、これは、名前が重複する結果になります。

一般的リアルタイムmalloc(grt_malloc)ターゲットに対するメインルーチンgrt_malloc_main.cは、デフォルトで1つのモデルをサポートします。 grt_malloc_mainを変更して複数モデルをサポートするための情報は、「複数のモデルの統合」を参照してください。grt_malloc_main.cは、ディレクトリmatlabroot/rtw/c/grt_mallocにあります。

テンプレートMakeファイル

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