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echo on echo off echo echofcnname
on echofcnname
off echofcnname
echo on all echo off all
詳細
コマンド echo
は、実行中の M-ファイルのエコー状態を制御します。通常、M-ファイル内のコマンドは、実行中にスクリーン上に表示しません。エコー状態にすると、実行されたコマンドが表示されるので、デバッグやデモンストレーションに有効です。
コマンド echo
は、スクリプトファイルとファンクションファイルとで、わずかに機能が異なります。スクリプトファイルに対しては、echo
の使い方は簡単です。エコー状態はオンとオフに切り替えられ、スクリプトファイルの場合は、つぎのように処理されます。
echo on |
すべてのスクリプトファイル内のコマンドをエコーします。 |
echo off |
すべてのスクリプトファイル内のコマンドをエコーしません。 |
echo |
エコー状態を切り替えます。 |
ファンクションファイルでは、echo
の使い方は少し複雑になります。echo
が特定のファンクションファイル内でオン状態のとき、そのファイルはコンパイルではなく、インタプリットされます。そのとき、各入力行は実行されるごとに表示されます。これは非効率的な実行になるので、echo
の使用はデバッグのときだけにしてください。
echo |
指定のファイルをエコーします。 |
echo |
指定のファイルをエコーしません。 |
echo |
指定のファイルのエコー状態を切り替えます。 |
echo on all |
すべてのファンクションファイルをエコーします。 |
echo off all |
すべてのファンクションファイルをエコーしません。 |
参考
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