Programming and Data Types

クラスとオブジェクト：概要

クラスに対して定義される特別な挙動をもつ新しいデータタイプとしてクラスと 言うものを考えることができます。たとえば、多項式のクラスは、加算演算子(+) を、多項式同志の加算を正しく行うものとして、再定義することができます。特 別なクラスのオブジェクトと共に機能する演算をクラスのメソッドと言います。

クラスを単一エントリとして取り扱う新しいアイテムとして考えることができます。例題には、MATLAB(おそらく、MATLABのラインやパッチオブジェクトで構成 されている)グラフ上に表示され、Handle Graphicsオブジェクトのようにプロ パティをもつ矢印のオブジェクトがあります。ユーザは、矢印クラスをインスタンス化することによって簡単に矢印を作成できます。

オブジェクトに対するデータストレージを与え、オブジェクトに適用するM-ファ イルを含むクラスディレクトリを作成して、MATLAB構造体を設定することにより、 ユーザのMATLAB環境の中にクラスを加えることができます。これらのM-ファイ ルは、クラスに対するメソッドになります。クラスディレクトリには、代数演算、 サブスクリプト参照機能、そして、連結を含む種々のMATLABの命令が、適応する 方法を定義する方法も含んでいます。ユーザのクラスに対し、組み込みの演算が どのように機能するのかを再定義することは、演算子の多重定義として知られて います。

MATLAB クラスとオブジェクト

オブジェクト指向のプログラミングの特徴